マッサージ系メイク落としジェル

ビオレおうちdeエステ
マッサージメイク落としブラックジェル

 

 

 

全成分

グリセリン、水、メチルグルセス-20、ジカプリリルエーテル、BG、イソノナン酸イソノニル、ベタイン、ジメチコン、ラウリン酸PEG-12、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、セチルジメチルブチル、デシルグルコシド、クエン酸Na、水酸化K、イソステアリルグリセリル、クエン酸、酸化鉄、炭、フェノキシエタノール、香料

 

 

 

🧐全成分解析

グリセリン、水、メチルグルセス-20、ジカプリリルエーテル、BG、イソノナン酸イソノニル、ベタイン、ジメチコン、ラウリン酸PEG-12、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、セチルジメチルブチル、デシルグルコシド、クエン酸Na、水酸化K、イソステアリルグリセリル、クエン酸、酸化鉄、炭、フェノキシエタノール、香料

解説

ベース成分(保湿・質感・溶剤)

製品の骨組みとなる成分です。

• グリセリン:保湿剤。吸湿性が高く、肌に潤いを与えます。高配合されている場合、水と反応してじんわり温かくなる温感効果を狙っていることが多いです。

• 水:溶剤。成分を均一に混ぜるためのベースとなります。

• メチルグルセス-20:保湿成分。ベタつきを抑えながら、しっとりとした感触を与える多価アルコールの一種です。

• BG(ブチレングリコール):保湿剤・溶剤。さらっとした質感で、防腐補助の効果もあります。

• ベタイン:天然由来の保湿成分。アミノ酸系保湿剤で、肌の水分バランスを整えます。

エモリエント成分(油性成分)

メイク汚れ(油分)を浮かせたり、肌を柔らかくしたりする役割です。

• ジカプリリルエーテル:油性成分(エモリエント剤)。非常にさらっとした質感のオイルで、メイクとの馴染みを良くします。

• イソノナン酸イソノニル:エモリエント剤。ベタつきが少なく、シリコーンオイルに近い軽さを持つ合成エステル油です。

• ジメチコン:シリコーンオイル。肌表面をなめらかに整え、感触を良くします。

• セチルジメチルブチル:油性成分。感触調整剤として機能します。

界面活性剤(洗浄・乳化)

メイク汚れを水で流せるようにしたり、成分を混ぜ合わせたりします。

• ラウリン酸PEG-12:非イオン界面活性剤。クレンジングの主洗浄成分の一つで、メイク汚れを乳化して落とします。

• イソステアリン酸ポリグリセリル-2:非イオン界面活性剤。油分と水分を乳化させ、メイク落ちをサポートします。

• デシルグルコシド:植物由来の洗浄成分(非イオン界面活性剤)。低刺激で泡立ちや洗浄を補助します。

• イソステアリルグリセリル:乳化剤・エモリエント剤。製剤の安定性を高め、肌へのなじみを良くします。

吸着・機能性成分

毛穴汚れへのアプローチや製品の色味に関わります。

• 炭:吸着剤。毛穴の奥の皮脂汚れや古い角質を吸着して取り除く役割があります。

• 酸化鉄:着色剤。炭と合わせて製品を黒〜グレーの色調に整えるために使用されます。

増粘・調整・防腐成分

製品の安定性や使用感を保つための成分です。

• (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー:増粘剤。ジェル状の質感を作り、製品の安定性を保ちます。

• クエン酸Na:pH調整剤。製品のpH(酸性・アルカリ性)を安定させます。

• 水酸化K:pH調整剤。上記のクロスポリマーを中和して、増粘(ジェル化)させるために使われます。

• クエン酸:pH調整剤。製品のpHを肌に近い状態に調整します。

• フェノキシエタノール:防腐剤。製品の品質を保持し、微生物の繁殖を防ぎます。

• 香料:香り付け。使用時の心地よさを高めます。

 

 

疑問

シリコーン(ジメチコンなど)は「水」にはもちろん馴染みませんし、一般的な「油脂(植物油など)」や「鉱物油」とも混ざりにくい「撥水・撥油性」という独自の性質を持っています。

解答

シリコーンは「シリコーン」に馴染む

「水にも油にも馴染みにくい」シリコーン汚れを落とすには、同じ構造を持つシリコーンを持ってくるのが最も効率的です。

 

界面活性剤(この処方ではラウリン酸PEG-12など)は、分子の中に「シリコーンや油に馴染む部分」と「水に馴染む部分」の両方を持っています。

じゃ、界面活性剤だけで良いのでは?

いえ、理論上は強力な界面活性剤を大量に入れれば、シリコーンなしでも汚れを剥ぎ取ることは可能です。しかし、あえてジメチコンなどのシリコーンを併用するのには、「肌への優しさ」と「洗浄効率」の両立という大きな理由があります。

 

シリコーン(汚れ)を強引に引き離すほどの強い界面活性剤を単体で使うと、肌に必要なバリア機能(細胞間脂質など)まで一緒に洗い流してしまうリスクが高まります。

一方で、ジメチコンを配合しておけば、「汚れを溶かして浮かせる」作業をジメチコンが担当してくれるため、界面活性剤は「浮いた汚れを水に馴染ませる」だけの力で済み、肌への負担を抑えられます。

 

界面活性剤だけで洗うと、剥がれた汚れがまた肌のどこかにくっついてしまう「再付着」が起こりやすくなります。

処方の中にジメチコンが含まれていると、浮き上がった汚れをシリコーンの膜の中に閉じ込めたまま分散させてくれるため、すすぎの瞬間まで汚れを肌に触れさせないようにキープできます。

 

 

界面活性剤は分子が小さいため、それだけだとテクスチャーが「水っぽく」なりがちです。

ジメチコンのようなシリコーン油を配合することで、指と肌の間に厚みのあるクッションを作り、毛穴を掃除しようとして指が直接肌を擦ってしまう「物理的刺激」から守ってくれます。

 

 

ジカプリリルエーテルのような「エステル油」

シリコーンと他の油性成分の仲立ちをする性質があるため、処方全体がバラバラにならず、かつ肌の皮脂(油)とメイク(シリコーン)の両方にアプローチできる。