日焼け止め(紫外線防止用化粧品)の「耐水性(ウォータープルーフ性能)」を評価する国際規格

日本化粧品工業連合会(JCIA)

https://www.jcia.org/user/business/guideline/taisui

表示方法

Q&A

  

 

 

アネッサは、スーパーウォータープルーフと、ウォータープルーフで、差をつけてるみたい?

 

 

ちなみに外国では?

1. アメリカ(FDA基準)

アメリカでは食品医薬品局(FDA)の厳格な規制のもと、医薬品(OTC医薬品)として扱われます。景品表示上のトラブルを防ぐため、「Waterproof(防水)」や「Sweatproof(防汗)」という表現は完全に禁止されており、必ず以下のいずれかの表現に統一されています。

 Water Resistant (40 minutes)

 40分間の水泳や発汗でもSPF値が維持されることを示します。

 Very Water Resistant (80 minutes)

 80分間の水泳や発汗でもSPF値が維持されることを示します。

アメリカ基準の注意点:

米国FDA基準では、パッケージの前面(Primary Display Panel)に「Water Resistant (80 minutes)」のように、分数までセットで表記することが義務付けられています。また、アメリカでは「耐水テスト後のSPF値」そのものを商品名(SPF 50など)として表記するルールになっています。

2. ヨーロッパ(EU / Cosmetics Europe基準)

欧州では化粧品規則(Cosmetic Products Regulation)に基づき、欧州化粧品工業会(Cosmetics Europe)のガイドラインおよび国際標準規格(ISO 16217 / ISO 18861)に準拠した表記が行われています。

 Water Resistant

 20分×2回(計40分)の浴槽浸水テスト後、元のSPF値の50%以上が保持されているもの。

 Very Water Resistant

 20分×4回(計80分)の浴槽浸水テスト後、元のSPF値の50%以上が保持されているもの。

ヨーロッパ基準の特徴:

パッケージには分数の数字ではなく、シンプルに「Water Resistant」または「Very Water Resistant」とテキストでタイポグラフィ表記されることが大半です。

3. オーストラリア・ニュージーランド(AS/NZS基準)

世界で最も紫外線リスクに厳しいオーストラリア(TGA規制)では、独自の非常にタフな基準(AS/NZS 2604)を持っていますが、近年はISO基準との調和も進んでいます。

 Water Resistant (40 minutes)

 4 Hours Water Resistant(非常に一般的)

オーストラリアでは、マリンスポーツやレジャー向けに「4時間耐水」を証明できる試験をクリアした製品が多く存在し、パッケージに「4 Hours Water Resistant」と大きく誇示する表現が目立ちます。

アメリカ(FDA基準)

 主な表記:⁠Water Resistant (40 min)⁠ または ⁠(80 min)⁠

 特徴:分数の表記が法律で義務付けられています。

ヨーロッパ(ISO基準)

 主な表記:⁠Water Resistant⁠ または ⁠Very Water Resistant⁠

 特徴:数字(分数)は書かず、テキストのみでシンプルに表します。

オーストラリア

 主な表記:⁠4 Hours Water Resistant⁠

 特徴:紫外線が非常に強いため、4時間という厳しい独自基準が主流です。

日本(参考)

 主な表記:⁠UV耐水性★⁠ または ⁠★★⁠

 特徴:中身はヨーロッパと同じISO基準ですが、星の数で表現します。